2017年4月6日季節の養生
だんだんと暖かくなり、連日お花見のニュースが
取り上げられるようになりました。
いよいよ春本番ですね♪
前回、「春は中医学でいうところの「肝」が不調になりやすいですよ。」
と書きました。
「肝」に届きやすい味は「酸味」です。
「酸味」は「肝」の働きを整え、ストレスを解消する作用があります。
「酸味」の食材と言えば、
みかん、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類、いちご、キウイフルーツ、酢など
スーパーでも美味しそうな果物が並んでいますよね( ´ ▽ ` )!
春になると、ちらし寿司や、てまり寿司、新わかめとタコの酢のものなど
食卓のメニューに酢のものが並ぶことも多いです。
でも、ちょっと注意です。酸っぱいものが「肝」にいいからといって
酸っぱいものばかりをとりすぎるのもよくありません(´・ω・`)
酸っぱいものってギュッと引き締める収斂(しゅうれん)作用があります。
とりすぎてしまうと春になって陽気が盛んになり心身ともにのびのびとして、
外に向かって発散する力を妨げたり、筋肉や筋をこわばらせたりすることもあります。
なにごとも摂り過ぎは逆効果になってしまいますね。
元気いっぱいで、なんか怒りっぽく、身体が熱い人にはおすすめですが、
冷え性で体質の弱い人は控えめに。
私はいつもジュースを飲まないのですが、春になるとグレープフルーツジュースを飲みたくなります♡
自分の体の声を聴きながら、必要な分を補うということが大事ですね( ´ ▽ ` )♪