2018年1月12日お役立ち情報
1月11日は鏡開きでしたね。皆さんよくご存じのお正月に年神様や仏様にお供えした鏡餅を下げて食べる日本の風習です。お汁粉作ったかたも多いのではないでしょうか。
あずきを煮たあとの煮汁、捨てしまいましたか?
もったいないです。
あずきの煮汁には栄養成分が溶け出しているのです。
◆ビタミンB1
ビタミンB1はごはんやパンに多く含まれる糖質をエネルギーにするときに必要です。
不足すると食欲の不振、疲れやすい、だるい、などの症状がでやすくなります。
◆カリウム
体内の余分なナトリウムを排出したり、水分代謝をよくする働きがあります。
◆鉄
鉄は血液中の赤血球をつくる成分です。
赤血球は呼吸でとりこんだ酸素を、体のすみずみまで運ぶという重要な役割を果たしています。
鉄が不足するとめまいや貧血の原因になります。
◆食物繊維
食物繊維には便の柔らかさを保つ働きがあり、お通じを良くしてくれます。
◆サポニン
サポニンには高い利尿作用があり、疲れた時や、水分を摂りすぎたときに 起こる体のむくみに効果があるとされています。
◆ポリフェノール
ポリフェノールは動脈硬化や癌などの様々な病気を引き起こす原因となる活性酸素を体から除去する働きがあります。
むくみの改善
便秘の改善
あずきは漢方では解毒・利尿作用があるのでむくみなどの「解毒の薬」として利用されていました。
あずきの煮汁の作り方
材料
あずき 30グラム
水 400cc
弱火でコトコト30分くらい茹でます。
ただ火にかけておくだけなので、簡単にできます。
味は、あずきの味に少しえぐみがあるかなという感じ。
アクにも栄養があるのではないかと思い、アクを取らなかったのですが、アクをとればえぐみも少なくなると思います。
茹でたあずきは塩をふっておやつにたべました。腹持ちがよかったです。
茹でたあずきも朝食のシリアルに入れたり、キーマカレーに入れたりとアイデア次第で茹でたあずきも活用できそうです。
下半身がむくんでいるなぁと感じている人は試してみてはいかがでしょうか?
小さな粒に栄養がたっぷりつまっていることがわかったので、1月15日には小豆粥にチャレンジしてみようと思います。