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2022年11月4日お役立ち情報

とろろの話

先日、ドライブがてらに出かけた先の静岡でとろろご飯を食べました。
たかがとろろご飯と侮っていましたが、これがまぁ何とも美味で大変、驚かされました。
フワフワでトロットロ……圧倒的なうま味。これは、無類です。
既にもう、再び食べたくなっている自分がいます。
とろろの虜(とりこ)にされてしまったと言っても過言ではないかも知れません。
「今まで、自分が食べてきたとろろと何が違うのだろうか?」
と、興味が湧いたのでインターネットでとろろについて調べてみたのですが、知れば知るほど、奥が深く、シンプルな食材なのにそこは最早、沼なのだと理解するのでした。

そもそも「とろろ」ってものが、ぼんやりとしてしか捉えられていなかった私です。
ぼんやり、芋を擦り下ろしたもの位の認識。
擦るのは山芋だったか?
長芋だったか?
いや、自然薯(じねんじょ)と言うのもあったと思うけど、あれは…?
調べてみて分かったのですが、「ヤマノイモ属」に属する芋を総じて「山芋」と呼び、その中には「長芋」であったり、「大和芋」であったり、「自然薯」が含まれているといった形の分類になるようです。
どれを擦り下ろした場合でもそれを「とろろ」と呼んで差し支えは無いようですが、
例えば、「長芋」を擦り下ろしたものは「自然薯」や「大和芋」を擦り下ろしたものより水分量が多く、さっぱりとした風味で粘りは弱めになるなど、擦り下ろす芋の種類で出来上がってくる「とろろ」の個性も変わってくるようです。
(例えば、これってコーヒーみたいに複数の山芋を混ぜて擦ったりするとどうなるのだろう?)

擦り方にもコツがあるようで、私は家で「とろろ」を擦る時は洗って皮を剝いてから擦っていましたが、洗った後に水気を拭き取ってから表面のひげ根をコンロなどの火であぶった後に皮ごと擦ると出来上がる「とろろ」の風味がより豊かになるそうです。
しかも、皮ごとだと擦る時に滑りにくいし、何より痒くなりにくい!
知らなかった……目からウロコだ。

それと、静岡の特に遠州(大井川の西側)の地域では「とろろ」を擦る際に「鯖出汁」を混ぜ合わせて擦り上げていく事で香りがたち、コクが生まれるとのこと。
…なんというか、可能性しか感じないです。
(鯖出汁以外にも他の出汁などで試したら、それはどういう風味になるのだろう?)

 

 

とろろ。
シンプルゆえに奥が深い世界だと知りました。

とろろは胃腸に優しいとされていますが、のど越しが良く、ご飯と一緒だとあっという間にかきこめてしまうのですが、そこには注意が必要です。
あまり咀嚼せずに胃腸へ食べ物を送り込んでしまうと消化に負担がかかってしまいます。ゆっくり噛みしめ、その味わいを楽しんでみるのが良いと思います。