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2023年1月13日お役立ち情報

糖尿病の名前がかわる?

糖尿病の患者さんが急速に増えています。
国際糖尿病連合(IDF)が発表した2019年の推計では、世界の糖尿病罹患者は5億人を優に超え、成人(20歳〜79歳)の10人に一人が糖尿病とのこと。さらにその約半数が診断されていない、つまり治療を受けていないとのデータもあるようです。
日本の現状はどうでしょうか?日本の糖尿病人口は1,100万人と言われ、世界で9番目に糖尿患者が多い国と推計されています。

 

 


糖尿病の初期はなんの自覚症状もなく、それが発見の遅れにつながっているとも言われています。しかし糖尿病からくる高血糖をそのままにしていると、全身の細い血管に障害が出てきます。その結果、よく知られる合併症として糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害があり糖尿病の「三大合併症」と呼ばれています。中でも糖尿病性腎症は近年患者が増えている慢性腎臓病の原因の一つであり、進行し人工透析が必要となる患者さんの数が急増しています。また、太い血管の障害「動脈硬化」も起こりやすくなります。動脈硬化がすすむと、狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳梗塞や脳出血などの脳卒中が起こりやすくなることがわかっています。

このように糖尿病には「負のイメージ」が強く、健診などで高血糖や尿たんぱくの検出で指摘を受けても職場や家庭で病気を隠したり自己否定から全く治療に取り組まなかったり治療に強い抵抗感を抱く例も起きています。
そんな中で糖尿病の「負のイメージ」を少しでも軽くしようと日本糖尿病協会ではこのような問題解決の一つの方策として「糖尿病」という病名の変更の必要性も検討していく方針とのことです。さて、いったいどんな名前が候補となっていくのでしょうか?